ロレックスを購入してから3~4年経つが、そろそろオーバーホールに出さないといけない・・・が、ロレックスの正規店でのオーバーホールって料金が高いんですよね。
実は僕の友達が先日、東京丸の内にある日本ロレックスにオーバーホールに出したところ、6万くらいを想定していたのに、なんだかんだパーツ交換等も合わせるとなんと10万を超えたとのことでした…。
そこで、少しでもロレックスのオーバーホールを安く頼める安心できる業者はないか探しまくったところ、なんと正規店の半額以下でロレックスのオーバーホールができてしまいました!
ロレックスのオーバーホールの人気修理業者3社の徹底比較表
ネットで人気のロレックスのオーバーホール業者3社を徹底比較したので一覧で見やすいように表にしました。
CIEN |
オロロジャイロ |
なんぼや |
|
サブマリーナ エクスプローラー |
23000円 (新品仕上げ8000円) |
22000円 (外装仕上げ16000円~) |
29000円 (新品仕上げ10000円) |
デイトナ | 34000円 (新品仕上げ8000円) |
35000円 (外装仕上げ16000円~) |
39000円 (新品仕上げ10000円) |
納期 | 3~4週間 | 4~8週間 | 4~7週間 |
保証期間 | 1年 | 1年 (アンティークは6か月) |
1年 |
郵送 | 無料梱包キットあり | 無料 | 無料 |
キャンセル | 〇 | 〇(キャンセル時の送料も無料) | 〇(キャンセル時の送料自己負担) |
社外パーツでの交換 | なし | なし | なし |
店舗数 | 2 | 1 | 79 |
公式サイト | 公式サイトはコチラ | 公式サイトはコチラ | 公式サイトはコチラ |
正直にいうと、3社とも値段や技術力にそこまで大きく差はありません。
技術力に差がないのであれば中でも、値段の一番安いシエンをおすすめしています。
また、見積もり次第ではキャンセルする可能性があるって人は、オロロジャイロなら見積もりの際の送料も無料で、キャンセル料金もかからず、キャンセルの際の返送料も無料なのでおすすめです。
ただし、オロロジャイオは支払いにクレカが使えず、銀行振込か代引きしか利用できないので注意が必要です。
おすすめ時計修理業者3社を徹底比較&紹介!
有名な時計修理業者5社をロレックスの代表的なモデル、デイトナ、サブマリーナ、エクスプローラーの3つの時計の金額を例にオーバーホール料金などを比較してみました。
CIEN(シエン)
サブマリーナ・エクスプローラー | 23000円(新品仕上げ31000円) |
デイトナ | 34000円(新品仕上げ42000円) |
納期 | 3~4週間 |
保証期間 | 1年 |
郵送 | 無料梱包キットあり |
キャンセル | 〇 |
社外パーツでの交換 | なし |
店舗数 | 2 |
一番、オーバーホール料金が安いのが時計専門修理業者のCIEN(シエン)です。
正直言うと、どの業者も一定の技術レベルを保有し、純正パーツのみでの交換を行なってくれるため、大きな差はないかなというのが正直な印象です。
それであれば、自分が数ある中から選んだ業者で少しでも安い金額のところをおすすめするのは当然でしょう。
CIEN(シエン)は、社外パーツでの交換はなし、万が一純正パーツがなければ、お客さんに確認を取ったうえで対応してくれます。
ネットの口コミもいいので迷ったらCIENをおすすめします。
オロロジャイロ
サブマリーナなどのスポーツモデル | 22000円(外装仕上げ16000円~) |
デイトナ | 35000円(外装仕上げ16000円~) |
納期 | 4~8週間 |
保証期間 | 1年(アンティークは6か月) |
郵送 | 無料 |
キャンセル | 〇(キャンセル時の送料も無料) |
社外パーツでの交換 | なし |
店舗数 | 1 |
オロロジャイロのおすすめポイントは、必ず純正部品を使用してオーバーホールを行うこと(古いモデルなどで万が一純正部品が手に入らない場合は、必ず確認取ってから行ってくれる)と、見積もりの際に宅配で送る送料も、キャンセルしたいときの返送料も無料というかなり良心的なところです。
ただ、唯一のデメリットとすれば、納期が長いところですがその分、経験10年~30年の1級、2級の時計修理技能士が丁寧にオーバーホールを行ってくれるため、技術力に関しては申し分ないでしょう。
クレカ支払いだけできないことに注意です!
ネオスタンダード(12月1日からなんぼやに統合)
サブマリーナ・エクスプローラー | 24000円(新品仕上げ10000円) |
デイトナ | 41000円(新品仕上げ10000円) |
納期 | 3~4週間 |
保証期間 | 1年 |
郵送 | 無料 |
キャンセル | 〇(キャンセル時の送料自己負担) |
社外パーツでの交換 | なし |
店舗数 | 79 |
オロロジャイオの次におすすめなのが2020年12月1日から「なんぼや」に統合されたネオスタンダードです。
なんぼやのオーバーホール料金はCIENやオロロジャイオよりほんのわずかに高いものの、純正パーツでの交換、関東中心に窓口が79もある安心感があります。
ロレックスのオーバーホールを正規店と修理業者に依頼した場合の違い
値段の高いロレックスの正規店でオーバーホールを出すか、値段の安い修理業者にオーバーホールを出すか…過去の自分のように迷っている人は多いかと思います。
結論から言うと、両者にそこまで大きな違いはありません。
なので、金額がいくら高くてもいいからどうしても正規店でのオーバーホールがいい!って人以外は、値段の安い修理業者でもいいのかなと思います。
以下に正規店と修理業者にオーバーホールを依頼する場合の違いを比較したので参考にご覧ください。
ロレックスの正規店に依頼するメリットとデメリット
メリット
・正規店がオーバーホールを行う安心感
・パーツ交換で使用されるのは純正品のみ
・正規修理保証書がもらえるので、万が一売ることになっても価値が下がらない
・オーバーホール後、1年以内であればオーバーホール代も加算された売却額になることもある
注意ポイント
・オーバーホール代が修理業者よりもかなり高い(6万から10万)
時計専門の修理業者にオーバーホールを依頼するメリットとデメリット
メリット
・正規店よりも価格が圧倒的に安い(40%から60%近く安くなることもあり)
・しっかりした業者であればすべて純正品のみでパーツ交換してくれる
・万が一、純正パーツがなければ、社外パーツの使用の許可を確認してから行ってくれる
・純正パーツのみでのオーバーホールになるため、価値が下がらない
・どこの業者も1年間保証が付く
デメリット
・各修理業者でオーバーホールの技術に差がある
・オーバーホールでのパーツ交換に正規品以外の社外パーツに交換されるとロレックス自体の価値が落ちてしまう
正規店と修理業者のメリットとデメリットを見てもらうとわかる通り、金額の高さ以外に大きな差はないことがわかってもらえるかと思います。
正規店での最大のメリットが値段は高いものの、正規修理保証書がつく最大限の安心感です。
一方、正規修理保証書こそつかないものの、正規店と変わりのない工程で安い値段でやってもらえ、売却の際にもマイナスにならないのが修理業者です。
つまり、安くオーバーホールをしたい人にとっては、腕が良い安心のできる修理業者さえ見つけることができれば、正規店でなくても全く問題がないわけです。
そこで、以下に経験を積んだしっかりとした技術者がオーバーホールを行う、純正パーツ以外は使用しないことを前提の5つの業者を比較しランキングにしました。
どこも技術力には問題がないため、オーバーホールの代金や送料の有無、納期等の細かい部分で比較しています。
CIEN |
オロロジャイロ |
なんぼや |
|
サブマリーナ エクスプローラー |
23000円 (新品仕上げ8000円) |
22000円 (外装仕上げ16000円~) |
29000円 (新品仕上げ10000円) |
デイトナ | 34000円 (新品仕上げ8000円) |
35000円 (外装仕上げ16000円~) |
39000円 (新品仕上げ10000円) |
納期 | 3~4週間 | 4~8週間 | 4~7週間 |
保証期間 | 1年 | 1年 (アンティークは6か月) |
1年 |
郵送 | 無料梱包キットあり | 無料 | 無料 |
キャンセル | 〇 | 〇(キャンセル時の送料も無料) | 〇(キャンセル時の送料自己負担) |
社外パーツでの交換 | なし | なし | なし |
店舗数 | 2 | 1 | 79 |
公式サイト | 公式サイトはコチラ | 公式サイトはコチラ | 公式サイトはコチラ |
オーバーホールを依頼するかは見積もり後に決めたい人は返送料無料のオロロジャイロ
ネットで調べたり、お店に電話をしてわかったことは、今回僕が候補に挙げたお店は基本的にロレックスの純正パーツのみでしかオーバーホールを行わないこと。
社外パーツに交換してしまうと、ロレックスの正規店で偽物とみなされオーバーホールや修理などを受け付けてもらえなくなってしまうためです。
その辺は、修理工房のほうも最大限に気を使ってくれていると感じました。
どうしても社外品のパーツが必要な場合は、必ずどこの業者も電話やメールで確認を取ってくれます。
勝手に社外品パーツで交換されて帰ってくるなんてことは絶対にないので安心です。
このように候補に挙げた業者がどこも経験値の高い職人を雇い、純正部品のみでの修理を行ってくれる以上、僕自身の修理業者を選ぶ判断基準として、値段の安さを一番にしました。
ほんのわずかな差ですが、CIEN(シエン)が安くおすすめです。
さらに、最近ではロレックスの純正パーツに近い部品(薬でいうとジェネリック医薬品のように効果は同じだけど値段は安いもの)のようなパーツも出回っていると教えてくれました。
そのパーツを使うと値段が安くなるため、お客さんに希望を確認の上、そのパーツを取り入れる場合もあるとのこと。
もちろん、最終的にはお客さんの判断任せにはなるが、とくに今のところジェネリック的なパーツを使い、ロレックスの代理店で修理を断られたとかの声は聞かないとのことでした。
また、どのお店もどうしても純正パーツがなく社外パーツを使用する必要がある場合は、必ず連絡の上、確認を取ってから行ってくれるので安心してくださいね。
どの業者も電話での態度もよく誠実さが伝わり、大切な時計を安心して預けられるなと感じました。
※ちなみに、最近はコロナの時期で部品の入手が難しいこともあり、オーバーホールは時間がかかるとも言っていました。
時計のオーバーホールは言わば人間でいうところの健康診断。
人間と同じように時計も定期的な検査で、小さな不調を早めに見つけ対処しておくことで故障などの大事にはなりません。
でも、大切なロレックスをオーバーホールせずに放っておくと、トラブルが大きくなり最終的には故障の原因につながってしまうんです。
正規店でのオーバーホールが高いからと言って先延ばしにせずに、安心できて安い修理業者もあるので、悩んでるくらいであればそっちに依頼しちゃいましょう。
正規店への依頼を料金の面から断念して、ネットの修理業者に依頼した自分自身、オーバーホールされピカピカになって1秒の誤差もなく動くロレックスを見て、さらに愛着がわきました。
みなさんも一生モノのロレックスをオーバーホールに出してみてください。
きっと今より愛着がわき大事にしたくなるはずです。